当院が、かみ合わせの治療に力を入れる理由
患者さんの歯の治療を行っていて、「かぶせ物がすぐ外れてしまう」「かぶせ物などをしても定着しない」という症例を多く診てまいりました。そして、「この症状がなぜ起こってしまうのか」という疑問に対しての答えが、かみ合わせの悪さにあることを知りました。
かみ合わせ自体に注目してきたことは、それまであまりありませんでした。しかし、歯の症状だけでなく、身体の不調を訴える患者さんに対して、かみ合わせを良くする治療を行うと、実際に体調が良くなる患者さんがいらっしゃったのです。これをきっかけに、「その方に適したかみ合わせ」を追求するようになりました。
実は患者さんご自身では、かみ合わせの不具合に気付かれていない方がほとんどです。当院では、かみ合わせに特化した治療を行った豊富な実績と症例数があります。それらを活かして、その方に適したかみ合わせをご提案し、治療につなげています。
症状が出やすいかみ合わせの一例
症状が出なければ、無理に治療を行う必要はありません
かみ合わせは1級、2級、3級に分かれています。
1級は上下の歯並びが正常な位置にあるもの。2級はいわゆる「出っ歯」の状態にあるもの。3級は下顎が出てしまっている状態、「受け口」のことを言います。症状が出やすいのは、2級と3級の口元になっている場合です。
かみ合わせは必ず「1級」の状態に合わせなくてはいけない、ということではありません。症状が出ていなければ2級の状態で合わせることもあります。患者さんの症状や歯並びの状態などを診ながら、矯正していきます。